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建設経営セミナー


■緊急対策『どうする平成13年度給与改定!!』 【第13号 平成13年4月9日発行】
(株)日本コンサルタントグループ 副部長コンサルタント 高橋 善樹

1. 今年の大手企業の相場は、昨年(2.06%、6,500円)よりはやや高くなり、2.15%±0.15%、7,200円前後で決まりそうです。
2. 中小建設業(300人未満)は、昨年(1.54%、3,800円)よりもさらに下回って1%前半1.20〜1.30%、3,100円前後になりそうです。
3. ただし、昨年度(平成12年度)の建設業の給与改定状況は、「賃上げを実施しない企業が25.4%ありました(全産業では19.1%、建設業は3番目に高い)。さらに、一人当りの平均賃金を引き下げた=「人をやや減らした以上に給与総額を大きく引き下げた」企業が、6.3%ありました(全産業では2.9%、建設業が最も高い)。
4. 今年度の建設業は、人は減る。人が減ったことに以上に総人件費は下がる。したがって一人当たりの平気賃金も下がる(賃下げ)という会社が今年以上に増えることが予想されます。
5. 生活物価は、昨年度よりさらに0.1%程度下がりそうなので、実質的な給与の目減りはないのですが、しかし、介護保険等社会的負担等が増えています。いわゆる給与からの天引き分(0.37%程度)が増えて手取り分が少なくなるという現実があります。
6. 給与の引き下げには、優先順位があります。筋を通して、社員のやる気と生活が次につながるように引き下げるべきです。結論から言えば、ボーナスから手をつけ、最後に法定外福利厚生費のカットということになります。
1) 夏、冬のボーナス:年間2.0ヶ月を超える部分は、業績に連動しますから、業績が上がらねば原資はありません。
2) 残業管理を引き締める:仕事がなければ残業はあろうはずはないです。また、残業手当も管理職の許可を取らせる本来のかたちに戻します。
3) 諸手当:まず、管理職手当、資格手当等の仕事、役割系の手当→生活(家族、住宅)手当てという順序になります。
4) 基本給(本給、本俸)
5) 法定外福利厚生費(住宅手当、食費補助ほか)
7. 明日につなげるために、35歳前後は下支えが必要です。目安の基準はやはり生活です。
35歳前後、33〜37歳は、AとBとの中間値27万円を下回らないように下支えをすること。A、Bの水準は、いずれも人事院の調査に基づいて試算したものです。



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