B.実務担当・マネジメント職の分類
さて、次に実務担当とマネジャーの分類です。今までの人事制度であれば、右図表の上のように専門分野の上位としてマネジメント層が存在していました。そして、マネジャー以外の上位等級者を専門職として処遇していましたが、その結果企業の技術力・営業力を担う高度な専門家が、社内で昇進競争に敗れたものとして印象付けられることが多く見受けられました。また、マネジメントに対するこれでは、社員の動機付けや企業としての変革が促進されるわけがありません。そこで右図表の下のように専門職と経営管理職のコースを完全に独立させることにより、専門能力に関するステイタスとマネジメントという役割の重要さを両立させるようにします。
このようなコース設定をした場合、経営管理職への登用は、該当する等級への昇格によるものではなく、経営者がマネジャーとしての適性を判断した上で、任命するものとします。(なお、図中の一般職は定型業務中心の社員、総合職は非定型業務中心の社員を意味します)