A.定常的な職務の期待水準
これは、例えば技術者が日常行っている、実行予算の作成や原価管理、安全管理などの職務です。ある程度の市場の成長が見込めた時期であれば、この「定常的な職務」を高いレベルでこなすことの出来る社員を増やすことが、即企業の力や業績の向上に直結していました。そのような環境であれば、この期待水準をより精緻なものとすることにより、社員が明確に自分の職務をイメージできるようになり、経営全体にもメリットをもたらすことが出来ました。
しかし現在のような環境では、「定常的な職務」を詳細に記述しても、期待するような成果は出てきません。ここは大事な職務のみを本質的な表現で記述し、改革を進める中で徐々に整備していくほうが得策です。