具体的に事業構造をどのように考えるかにあたっては、基本的に緊急対策として考える項目と通常対策として考えられる項目をトップの頭の中にあるだけではダメで、文章化する必要があります。
文章化の最近の例では「事業再構築計画書」が一般的になる可能性があります。これは中小建設業でも既に作成されています、中期経営計画書(3ヵ年経営計画)と似ていますが、記載されるべき内容は、中期経営計画書は一般的に今まではバラ色(?)に近い型に対して事業再構築計画書は財務的な面にもかなり力を入れ、実際的、実務的な計画であり、必要があればそのまま金融機関に提出する計画内容にもなっているわけです。(例えば要員計画がその際たるものです)
したがって、バラ色部分は極力はずし、実態で今後の会社経営をどうするかという計画書です。
2)事業構造の上位概念(経営戦略)
事業構造の上位概念として経営戦略があります。今まで官庁の土木工事を主体に経営を実践なされてきた企業では、経営戦略の概念はどちらかというとさらに上位概念である企業理念等という型を取っていますが、今後必要になるのはこの上位概念を受けての経営戦略です。
地場の建設業において、この経営戦略が具体的、実務的に作成されている企業はほとんどありません。今までの環境では考える必要性が比較的なかったのです。分かりやすく考えれば、リスク(言葉の定義が必要ですが)に対するシミュレーションと対応不足です。
具体的に図式化すれば、