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建設IT活用レポート
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■デジタルカメラ「Caplio 500Gwide」の活用
〜「カメラメモ機能」の活用により作業効率UPを実現〜
【第1号 平成19年09月26日発行】
防水防塵デジタルカメラとして、建設現場で大活躍している「リコー Caplio 500Gwide」ですが、そのメモ連携機能をフル活用し、施工写真の整理を効率よく実施している現場があるとの話を聞き、取材させていただきました。
工事の概要
最寄駅から徒歩7分くらい、共同住宅・店舗を用途とする19F建てビルの新築プロジェクトです。敷地面積3365m
2
の大きな工事現場でした。
H18年7月に着工し、H20年8月に引渡し予定。取材させていただいた日は7Fの配筋工事を実施中でした。
施工者は、株式会社奥村組 東京支社様です。
リコー Caplio 500Gwideは?
「もう少し軽量化してくれれば、もっと良いんですが・・・」との感想を言われましたが、リコー Caplio 500Gwideをご愛用いただいておりました。
「普通のカメラだと、すぐ故障してしまいます。埃が一番精密機械に影響を与えるようですね」防塵機能には満足し、活用いただけているようです。
「来年から内装工事がスタートすれば28mmワイド機能も活きてくると思いますよ!」
工事現場だと、どうしても汚れてしまいます
ビル建築工事における施工写真の変化
「ところで社会問題になった耐震強度偽装事件を覚えてますか?」と守谷所長。
「あの事件から、施工写真の位置づけが大きく変わりました。これまでは発注者・検査機関への報告資料だった施工写真ですが、今ではエンドユーザー(契約者)への説明資料の1つとなっています」
「自分が契約する建物がしっかり施工されているかどうかを確認することも、いまや契約条件の1つなんですね」
作業効率UPのために、工事現場にITを積極的に導入する先進的な守谷所長(上)と、守谷所長の頼もしい右腕、川野副所長(下)
配筋工事の写真撮影
「でも配筋工事の内容を内装後に確認することはできません」と副所長の川野さん。
「ですから、特に配筋については写真撮影に気を使います。各フロアの組立て方法の違う特定の柱・梁・スラブに対し、少なくとも3枚の写真を撮り、写真帳にて報告します。3枚とは、方向別のものと黒板をアップにしたものです。各部位の撮影になりますから、写真の量は相当なものになるんです」
カメラメモ機能の活用
「撮影枚数だけでなく、似たような写真になることも多くなりますから、撮影した写真から写真帳を作成するのは、結構時間のかかる作業になるんです」と新入社員の鹿田さん。
「撮影した部位を確実に記録に残すため、この工事ではカメラメモ機能を活用し、写真撮影しています。メモの切り替えにさえ気をつければ、写真に撮影情報を同時に記録できるので確実ですし、後からの写真帳作成作業も短時間で、楽にできるんです」
配筋写真を撮影する新入社員の鹿田さん
写真帳作成時に作業効率大幅UP!
「今回は発注者と検査機関の了承を得て、配筋工事の写真帳は、カメラのメモ機能を活用して作成しています」と川野副所長。
「写真の説明事項について、最低限の情報(工事場所・撮影日・部位説明)だけを黒板に記入します。これによる撮影作業の労力軽減は結構なものですし、黒板記入時のミス防止にもつながっています」
「写真帳を作成するソフトとカメラのメモ機能が連動していますので、その他の必要な情報はソフトに写真を貼る段階で自動的に入力されるという仕組みです」
ポイントを指差しながら、今回のシステム導入の効率UPを説明する副所長の川野さん
「このメモ機能との連動を使えば、写真整理は1〜2時間で完了します。もしも使っていなければ、少なくとも倍の時間はかかるでしょうね」
「このように、特に配筋の施工状況は確実に電子記録していますので、エンドユーザーに写真提出を依頼されても、例えそれが引渡しの10年後であっても対応できますよ!」
〜おわりに〜
今回は、リコー Caplio 500Gwide のメモ機能を活用いただき、作業効率UPとミス防止に積極的に取り組んでいる奥村組様の現場を取材させていただきました。
このような創意工夫をもって施工されていれば、入居者の安心につながる建築物になると感じました。
最後になりますが、今回の取材にご協力いただいた皆様に深く感謝の意を申し上げます。
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