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CALS推進室

第1回:CALS委員会発足!!


さて始まり
 2000年7月からサービスを開始した、建設CALS支援センターも、皆様に愛されてはや2年が経ちました。今まで皆様から頂いた意見を整理してみますと、「建設CALS/ECの基本は判ったけど、実際にどこから手を付けていけば良いの?」「パソコンや回線など環境は整いましたが、ここからなかなか進まないのですが、どうしたらいいでしょう?」など、より具体的なご質問が寄せられるようになりました。
 相談者は、受注者側だけではなく、発注者の方からも同様の質問を多く頂くようになりました。これも、この4月から「地方展開アクションプログラム」が始まったことが要因の一つかもしれません。いよいよ建設CALS/ECも本格的になってきたようです。
 今回、ホームページのリニューアルに際し、皆さんのこういったより具体的なご相談にお答えできるよう、実例を基にCALSとうまく付き合っていく方法を、皆さんと一緒に考えていきたいという企画が持ち上がりました。
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稲上編集長 そんな経緯で、この企画が始まりました。今日はその具体的な打合せです。
脇永センター長 より具体的な実例で、本当に困っていることを探って、皆さんのお役に立つ企画を!
稲上編集長 んーいい取組みです。これはどんどん進めるべきですね、さすがCALSセンターのセンター長、脇永さんいい事言うなぁ・・。
脇永センター長 それでは、企画の責任者は、稲上さんお願いします。
稲上編集長 えっうそ、たしかに私は今までこのサイトのまとめ役として頑張っては来ましたが、建設分野は専門外だし、現場に密着して助言するなんて出来るのかしら!
脇永センター長 大丈夫、専門的なことはCALS/ECコンサルティングの方にお願いしているから。
稲上編集長 ・・・・・・・・・・というわけで、この新企画の責任者に任命されました、稲上(いながみ)と申します。一生懸命頑張ります。皆さんいろいろと教えてください。よろしくお願いいたします。




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具体的にこの企画にご協力いただく企業をご紹介します。

広島を中心に、土木・建築と幅広く活躍をされている、「株式会社 栗本」様です。栗本様には、これまでの連載の中でも、「事例紹介」として、先進的にIT化に取り組まれてきた経緯をお伝えしてきましたが、そこから発展した形で、「CALS委員会」を発足し、これからの建設CALS/EC対応を、いち早く取り入れていくことで、社内のIT化を活性させることに踏み込まれたということです。
これから始まる厳しい淘汰時代に対し、守るだけではなく攻めていく体制作りをされている、先進的な企業です。

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株式会社 栗本様のご担当者をご紹介します。今回の連載の主役ですね。



香川さんご自身も、パソコンは嫌いではないけど、自己流で覚えてきたので少し心配との事。しかし、いつも前向きにチャレンジしてきたので、今回のITによる取組みも、あまり身構えることなく自然体で取り組みたいとのこと。私自身直接お話を伺い、新しいことに取り組むときは、そういった前向きな姿勢が一番重要なことだと感じました。
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今回の取組みの中で、CALS/ECや建設の専門的なことで、サポートしていただくのは、CALS/ECコンサルティング会社「 (有)シェルパsherpa」の代表取締役高松稔一さんです。
それでは、高松さんのご紹介をします。



稲上編集長 具体的な業務内容を教えてください。
高松さん 特に限定しているわけではありませんが、取組みの中で多いのは、実際にCALSの導入が決定している現場や企業などに対し、CALSに対応できる体制作りをお手伝いしています。それは、環境のみならずITの基本的な教育などを含め、全方位的に現場の立場で役立つCALSを提案しています。
稲上編集長 最近のCALSに対しての取組みスピードは、以前と比べると進んでいるのでしょうか?
高松さん ええ、この4月からは特にスピードが増しているようです。「地方展開アクションプログラム」が始まったことが大きな影響を与えていると思います。国土交通省のみならず、各地の自治体で、具体的な取組みが始まって来たようです。
稲上編集長 そうですか、実際に始まったという感じなのですね。この取組みもそのスピードに負けないように、具体的な成果を出して行きたいと思っておりますので、ご協力をよろしくお願いいたします。
高松さん 「はい、一緒に頑張りましょう。」


というわけで、いよいよ始まりました、「CALS推進室」!!
皆さんの指標になるような、活気のある取組みにしていきたいと思っております。皆さんのご意見をお待ちしています。よろしくお願いいたします。
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2002年6月1日
いよいよ、(株)栗本内に「CALS委員会」が発足しました。



CALS委員会の立ち上げとともに、社員の意識高揚のため、ITセミナーを開催しました。セミナーには、建設CALS支援センター・センター長はじめ、いろいろな方から現在のCALSの方向性や取り巻く環境などを知ることにより、皆でこれから始まる建設淘汰時代を、ITを味方につけることで、前向きに乗り切っていこう!と意識も上がったようです。

稲上編集長 立ち上がりの時期に、CALS委員会を構成することは効果的なのでしょうか?
高松さん 重要なことです。ただし、結成するだけではいけませんので、次のことに気をつけてください。
















CALS委員会 会議開催ルール

各分野から参加する 必ず一人は各部署から出席すること
(経営、建築・土木工事部門、営業、総務、見積、システム関連)
 
リーダーを決める
召集責任者を決めて参加確認を徹底する
 
定期で会議を開催することを決める
必ず定期的に開催することにより参加率を高める
 
不参加の場合のルールを決めておく
不参加者への周知方法や出席人数の減少による延期のルールを決めておく

ITだけではありませんが、新しい取組みが、どうしても長続きしないのは、会議自体の決め事に問題があるといわれています。絶対参加を基本として、そのためのルールを先に作っておくことが重要です。ただでさえ何かと敬遠しがちなIT関連の会議ですから、全員参加の基本ルールを、先に決めておくことが成功する秘訣です。

稲上編集長 そうですね、滑り出しがうまく進むと、取組みに弾みがつきますからね。絶対開催する会議であれば、予定は作れるはずですから、参加率もぐんと上がりますよね。
それでは、実際の会議の内容については、何か注意することはあるのでしょうか?
高松さん おっ、さすが稲上さん、いつも前向きですね。
それで、次のポイントをご覧ください。





















IT会議のポイント

目標を明確にする 要求内容を3項目で細かく設定する
3項目(工程・品質・コスト)の達成度を決める
 
それぞれの目標を細かく設定する 動作までを決定する
× CADを習得する
 CADで図面を朱書き訂正して保存までを習得する
 
目標と成果に対して数値で管理する
なんとなく良かったではだめ、対策が立たない。数値で示す。
 
決定事項の成果を次回会議で検証する
言いっぱなしにしない。良かったことだけではなく、うまくいかなかった事が重要。
 
毎回新規で取組み項目を決めて、次回で検証を行う
机上の空論では結果は出ない。とにかく実践あるのみ。

稲上編集長 そうですね、IT会議だけではなく、どんな会議にでも言えることですね。
特に注意すべき点はどこでしょうか?
高松さん 今まで経験が少ない分野ですから、最終形を思い浮かべたときに、個人差がかなり大きいので注意が必要です。つまり達成時のイメージが初めから噛み合っていない場合が多いのです。ですから、結果が出たときには、お互いに違和感が合って、次の展開に進みづらいことが発生するのです。これは、目標を設定するときに、(工程・品質・コスト)の掛け具合を明確にして、それに対しての役割分担が重要です。新しい取組みなので、マンガ的なものでも良いので、達成イメージを目に見える形で持ち寄ることが重要です。

CALS委員会の第1回目の総会が終わるようです。
委員会の責任者である、古川部長からの激励が皆に飛んでいます!

古川部長 これからの厳しい時代を、乗り切っていくためには、ITの分野でも先行して技術を習得していく気構えが必要です。・・・・・・・   ・・・・・・・   ・・・・・・・
・・・・・・・etc
それでは、CALS推進責任者の香川工事長から、初心表明をよろしくお願いいたします。
香川 エッ、準備していなかったなぁ。まいったなぁ、部長はいつもこうだから・・。
えーっと、私もなぜ推進責任者になったかは判りません。きっと皆さんよりもパソコンがうまく使えないからかもしれませんが(笑)。やるからには、何か結果が出るようにしていきたいと思っています。何かと皆さんにお願いすると思いますが、よろしくお願いいたします。
  全員:パチパチパチ・・・。
古川部長 いやー責任重大だなぁ。
香川 ・・・まいったなぁ。
 
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