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第5回:教育第2フェーズ-CAD編-
ここまでの教育は順調に進んでいます。リーダーの「IT基本教育」も集中的に5日間缶詰状態で受けていただいたので、予定以上に進んでいます。
今日は次のステップの「電子納品対応教育」の中の、CAD講習がおこなわれています。
電子納品に対応するためには、習得しなければならない分野は、どのように分かれてくるのでしょうか?高松さん教えてください。
それは、「事前協議ガイドライン」に沿って考えると良いでしょう。
国土交通省が発行している「
事前協議ガイドライン
」
によると、電子納品する資料を3つに分けて考えるようになっています。
「書類」「写真」「図面」
の3つですね。
それでは、その3つが納品できるような体制を整える教育が必要になってくるわけですね。
そのとおりです。電子納品を習得しようとすると、ほとんどの方が
「
電子納品要領(案)
」
からはじめようとするのですが、理解するのに時間が掛かりすぎてしまうので、私は次の方法をお奨めしています。
これから新しく公共工事を受注したときに、発注者と事前に電子納品の対象について打合せが行われると思います。そのときに
受注者側から「当社はこの程度電子納品します。」といった提案が必ず必要
になってくるのです。ですから、その「事前協議社内基準」のようなサンプルを具体的に作ることをお奨めしています。
なるほど、目的を具体的にしぼることにより、習得する内容もはっきりしてくるわけですね。それを社内の基準にするということは、標準化を図るだけではなく、混乱している立ち上がりの時期もスムーズに乗り越えることが出来そうですね。
でも、事前協議をする内容が、いまいちよく判らないですね。
結構そういう相談が多いことと、事前協議自体を知らない方が多いので、
こんな資料を作ってみました
。
これは判りやすいですね。それでは、こうしたことに注意しながらCAD講習も進めないと、単なるCADの習得に終わってしまいますから注意しなければなりませんね。
そのとおりです。
どの講習も事前協議をすることを意識しながら進めなければいけませんね。
それでは講習内容をのぞいてみましょう。今日の講師はCADの開発元である株式会社ダイナウェアさんにお願いしております。
というわけで、本日は3時間、次回に6時間、合計9時間の講習です。今回の講習では、CAD操作を覚えるだけではなく、実際の現場での使い方や電子納品を意識した講習内容ですので、しっかりと聞いていてくださいね!
はい…。(と、歯切れの悪い暗い声・・・。)
それでは皆さんにお伺いしますが、CADをはじめて触られる方はいますか?
はーい!
僕は、手書き派だから。(と胸を張る)
すっごく元気に手を上げている人がいますね、、、。(あっ森チーフだ。)
なんだか始まりのときは、かなり抵抗があったようなのですが、最近は一番元気ですね。
でも、皆さんバイタリティがあるから、初心者でも大丈夫ですよ。
それでは、今日の3時間講習は、基本操作の習得から始まり、
「
CAD製図の電子納品要領(案)
」
を少し説明をした後に、ワープロ・表計算との連携や、ラスタデータの活用など、効果的な使い方をご紹介します。
今日皆さんに習得していただくCADは、
「
DynaCAD 6土木
」
です。この製品は次のような特徴を持っています。
(1)手書き感覚でらくらく操作、簡単作図。図面に写真や画像を、自由にレイアウト。
図面を書くだけではなく、写真やEXCELの表を貼り付けることにより、判りやすい報告書を作成することが出来ます。また塗りつぶし機能を活用することにより、インパクトのあるプレゼン資料を作ることも可能です。
(2)専用コマンド
標準で土木専用のコマンドがあり、線形計算や拡幅線作成機能・測量機能・面積計算など、今まで手間が掛かった作業を、短時間でこなすことが可能です。
(3)ラスタデータの活用
紙の図面や地図などをスキャニングして取り込むことができます。大型のスキャナがない場合は分割して取り込み後に合成したり、不要な部分の消去などが可能です。さらに上からCADでの書き込みが可能ですので、作図の効率化が図れます。
(4)
SXFファイル対応で建設CALS/ECの電子納品も安心
国土交通省の電子納品では図面をSXFファイルで提出する必要があります。
DynaCAD6土木はSXFファイルに正式対応している証であるOCF検定に合格していますので、電子納品にも安心してご使用いただけます。
この機能を合計9時間で講習しますね。
はい。(と力無い声・・。)
ここまでで判らない人いますか?
はーい!
また香川さんですね。いやいやすごく積極的ですね。とてもいいことです。
でも、はじめて3時間しか触っていなくても、基本操作は習得できました。
すごいですね!(パチパチパチ)
いや、それぐらい僕だって。僕なんか、それ以上にCADの特性を活かした使い方が、浮かんできましたよ。
例えば、発注者からもらった
「紙の設計図(現況図)」を、スキャナーでラスタデータとして取り込み、その上に完成予測図を書く
とかね!
スゴイすごい!!
いやそれほどでも・・・。でもすごいでしょ。(と嬉しそう)
また、そんなこと言って・・・。それは、さっき長原さんが説明していたじゃないですか。まったく森チーフは、いいカッコばっかするんだから。
そうだけど、自分でもひらめいたんだモン。香川君も人の事はいいから、早く手書きから脱却したら。(笑)
まぁまあ、お二人とも落ち着いて。
基本IT教育も無事終え、第2段階の「電子納品対応教育」に入りました。初日のCAD講習もどうやら順調に終わったようです。全体的にも、前向きなムードになってきましたね。調子は上向き加減ですが、かえって注意しなければならない時期かも?
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