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「情報化」とか「IT化」とかいうことばをよく耳にしますがこの2つは同じことを意味するのでしょうか? |
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「情報化」にしても「IT化」にしても基本的には同じ意味で使用してよいでしょう。ただし、人によっては「情報化」と「IT化」を区別している人もいるようです。
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ITとは、Information Technologyの略で直訳すれば「情報技術」または、「情報伝達技術」といえばよいのでしょう。つまり情報を伝達するための技術ということになります。では、情報化とはどのようなことを示すのでしょう。
「情報」を辞書(新明解国語辞典:三省堂)で引くと、「ある事柄に関して伝達(入手)されるデータ(の内容)。通常は、送り手・受け手にとって何らかの意味を持つ(形に並んでいる)データを指すが、データの表す意味内容そのものを指すこともある。さらに〜」と書かれています。
データは色々なところで発生します。例えば、工事に使用する材料が現場に入ってきます。どのような材料が、幾らぐらい、何時に入ったかというデータが発生します。このデータをそのままにしておけば情報とはなりません。現場代人が、このデータを知ることにより仕事の段取りを進めることができます。また、本社でこのデータを取得することで発注した内容と間違いがないか確認をおこない、もし間違いがあれば、すぐにでも発注先に連絡し訂正を指示することができます。このように、データとして発生したものに各人の目的を持たせる、つまり、意味づけを行うことにより情報となるわけです。
情報化(IT化)となると、上記のようにデータに意味づけしたものである「情報」を伝達することを目的としたしくみということになります。当然、情報は早く、正確に伝達できるほど役にたちます。1つの物がどこかに届いたということぐらいでしたら、電話でことが済むのですが、多くの現場に納品された様々な材料のデータを正確に逐次電話で報告することは現実的に難しく、しくみが必要となるのです。そのしくみが、人による伝達から、紙の伝達、電子化されたファイルの伝達といったぐあいに、データが詳細に、大量に、そしてスピードを求められたときに情報化(IT化)が求められるわけです。
会社を運営するための要素として、人、物、金があげられ、これらの要素を有効に活用することが求められていますが、最近はここに情報が加わっています。しかし、情報の場合は3つの要素と違い、これらの3つの要素の状況をいかに早く、正確に会社を運営する人(経営者もしくは管理者)に伝えるかが重要となります。
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情報化とは、コンピュータなどの機器(様々なメディア、伝達するための機器を含む)を用いていかに経営に必要な情報を早く、正確に伝えられるかということになります。
コンピュータというと、一昔前はOA(オフィス・オートメイション)化といっていかに事務作業を効率化しようという活動がありましたが、そのこととは一線を引いて考えてください。具体的にいえば、コンピュータを導入して給与計算や財務会計などの基幹業務を機械化することは当然であり(規模・内容によっては機械化しないほうが良い場合もあるので注意してください。)、今はそれ以上の活用方法として情報の伝達ツールとして活用しようという考え方です。社内ネットワーク、インターネットの普及により一層この動きは顕著となっています。
さらに、企業内の多くの人が情報を共有化するナレッジシステムの構築が求められています。ナレッジシステムについては、次回に説明いたします。
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